[狂った太陽/BUCK-TICK]ノウラ流おすすめ名盤レビュー

ハロー
ノウラ君です

今回のオイラ的に名盤だと思っておすすめする1枚は
BUCK-TICKの
狂った太陽です。

[狂った太陽]とは

[狂った太陽]は
日本のヴィジュアル系バンド
BUCK-TICK(バクチク)が
1991年にリリースした通算6枚目のアルバムです。

※BUCK-TICKはV系ではない説もありますが
このブログ内ではV系として扱わせていただきます。
恐らくデビューがX JAPANより早かったため
「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」
という言葉が存在しなかったので
V系ではない説があるんでしょうね

①スピード
②MACHINE
③MY FUNNY VALENTINE
④変身[REBORN]
⑤エンジェルフィッシュ
⑥JUPITER
⑦さくら
⑧Brain,Whisper,Head,Hate is noise
⑨MAD
⑩地下室のメロディー
⑪太陽ニ殺サレタ

[狂った太陽]review

※オイラなりの感想というか総評になっております。
 アーティストやジャンルに対する専門的知識や
 専門用語がわからなくても理解できるように
 書いているつもりです。
 ディープなファンの方には物足りないかもですが
 入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★

さすがにオイラの年代ですと
リアルタイムで楽しむことは不可能に近かったですが
割と早い段階で出会う事が出来ました。

オイラの個人的な意見になってしまいますが
この記事を書いている2021年5月現在
BUCK-TICKの最高傑作だと思います。
・・・というより
V系の最高傑作と言っても過言ではないかも。

V系のアルバムって
どんな名作や、いわゆる名盤でも
必ず捨て曲って入っている気がします。
しかし、この作品には一切存在しません。
全てが名曲の究極体の名盤です。

個人的にシングルが1曲目に収録のアルバムって
実はそんなに好きじゃないんですが
この作品は別で
これが最善の曲順だと思います。

また、この作品
V系ファン以外からの評価も非常に高い作品です。
オイラの周りのメタル仲間には
V系ギライの方が多いのですが
この作品だけは名盤と呼ぶ人が多いです。
それだけ、ジャンルを越えた圧倒的な名盤なんだと思います。

とにもかくにも全曲いいものの
この作品を名盤中の名盤にのしあげているのは

①圧倒的な世界観
②全て名曲なうえにバラエティー豊か
③非の打ち所がない曲順の配置

アルバムを聴くのが好きな人って
曲順というか、作品全体の流れを
非常に重要視する人が多いように感じます。
オイラもその1人ですが
さっき書いたように、これ以外の曲順は考えられないほど
完璧な曲順で
次々とバラエティー豊か・・・それでいて
軸のブレない、一貫したBUCK-TICK節で
最高の名曲を連打してきます。

こんな作品がこの時代に存在していたのが
本当に不思議です。
逆に言えば、この作品を完膚なきまでに越える名盤は
今のところ存在しないというのも
V系というジャンルにおいては
非常に残念なことかもしれませんね。

歌詞に関して・・・
全編通してかなり美しい歌詞が並びます。
美しいといっても、うわっつらな美しさではなく
内面や、存在、生死
などなどさまざまで深い世界観。

楽曲に関しては
先ほどから書いているように
個性的な楽曲が並び
その中でもさまざまな実験がなされていて
冒険心に溢れた1枚。

[狂った太陽]おすすめ曲

①スピード
②MACHINE
④変身[REBORN]
⑤エンジェルフィッシュ
⑥JUPITER
⑦さくら
⑨MAD
⑩地下室のメロディー
⑪太陽ニ殺サレタ

これでも絞ったんですよw
しかし、ここまでしか絞り切れませんでした
それほどまでに名曲揃いの1枚です。

①スピード
先行シングルですがそこまでポップな雰囲気でもないです。
しかし一度聞くとクセになるメロと歌詞の世界観。

②MACHINE
本作「狂った太陽」を名盤にしているのは
この曲の存在が大きい気がします。
前曲スピードからの流れが絶妙なロックチューン。
疾走感もあるものの、
緊張感あふれるイントロや展開は必聴です。

④変身[REBORN]
最近のBUCK-TICKでは滅多に聴けない曲調です。
前作「悪の華」収録の「DIZZY MOON」などに似た雰囲気ですが
「DIZZY MOON」のようなメロの古臭さはそこまで感じず
なおかつ、相当ダークな1曲。

⑤エンジェルフィッシュ
今回のおすすめ曲の中では一番賛否の別れそうな曲です。
ミドルテンポのタンゴ調の曲

⑥JUPITER
BUCK-TICK随一の名バラードでしょう。
ボーカルの櫻井敦司が当時亡くなったお母さんを思って書いた歌詞ということで
美しくも儚く切ない名曲です。

⑦さくら
ミドルテンポのポップロックチューン。
この曲もボーカルの櫻井敦司が
亡くなったお母さんを思って書いた歌詞ということで
美しくも儚く切ない名曲です。

⑨MAD
その名の通りかなり狂った歌詞の疾走チューンですが
メロディの美しさが半端ない。
一度聴いたら忘れないレベルです。
おすすめ。

⑩地下室のメロディー
2ビートの高速ロックチューン。
BPMではなく聴いた際の体感速度だけならBUCK-TICK最速。
歌詞がかなり臨場感がある名曲。
オイラ個人的には本作「狂った太陽」の中では
1番好きな曲でおすすめです。

⑪太陽ニ殺サレタ
タイトルに太陽があるのもうなづけるほど
スケールの大きさを感じるアレンジの施された
スローナンバー。
アルバムの締めくくりらしい名曲。

BUCK-TICK /「M・A・D」

そんな感じで今回は
BUCK-TICKの[狂った太陽]を
オイラ流にreviewしてみました。
名盤ですので、今すぐとは言いませんので
死ぬまでに一度は聴いてみてくださいw

[他の作品のレビューはこちら]
レビューが増えたので見やすくまとめました。

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