こんにちは。
ノウラ君です。
今回はバンドのメンバーの集め方について書いてみたいと思います。
私は過去に相当な数のバンドに参加しました。
自分でメンバーを探したことも
加入したこともあり
当然、うまくいったこともあれば、失敗どころか
大失敗だった場合もあります。
今回の記事では、
メンバーの基本的な集め方はもちろんですが
実際会ってみたら、、、
・やる気がない人だった
・スゲー下手だった
・性格などが合わない
などなど、、、しょうもないメンバーに当たってしまい
メンバーを探しなおそうか迷っている人や
そもそもメンバー集めの方法さえ知らないみたいな方には
おすすめ記事です。
記事の最後には、実際に私が過去に行ったメンバー募集というか
普通じゃない方法も掲載してみようと思います。
おすすめのバンドメンバー募集方法
私が真剣にバンドに取り組んでいた頃は
・webのメン募掲示板
・楽器店の張り紙
・雑誌の募集欄」
の3つが、メンバー探しのメインでした。
既にTwitterはありましたし、実際にTwitterで
メンバーを見つけたこともありましたが
それは、正直、成立しにくかったです。
最近ではメンバー募集のマッチングアプリなんかもあります。
おすすめはズバリ「メン募サイト」
私も現役の頃、相当お世話になった手段です。
有名なところでは
OURSOUNDS https://oursounds.net/
with9 http://www.with9.com/
ジモティー https://jmty.jp/all/com-ban
などがありますね。
個人的に一番お世話になったのはwith9でした。
今回も、記事を書くにあたり私も、ためしに
ジモティーを覗きました。
実際にはメンバーを探していませんが
昔、本気で探した時のような気分で検索しました。
私は、もしも今バンドをやるなら、デスメタル系がやりたいので
デスメタル系で検索しましたが
全然いないwww
年齢も、ちょうどよく合う感じの人をみつけられませんでした。
時々全てのサイトに同じ人が募集を出していることもありますが
基本的に、ジャンルや年代によって偏りがある気がします。
私が現役時代にやっていたメタル系などの激しい音楽は
with9が探しやすい印象があります。
逆に激しくないんですが、ジャズやフュージョンもwith9の印象。
OURSOUNDS に関しては、個人的に感じたのは
V系やロキノン系が多い印象、
あとは、ポップロックなんかも結構いる印象でした。
正直、今の時代を考えると、楽器やスタジオ、ライブハウスに
募集を貼ったり、雑誌で探すよりは
サイトで探すのが早いです。
ここから先は、メン募サイトでの効率のいい
メンバーの探し方について書きます。
バンドメンバーが全然集まらない
さて
メン募サイトに、募集を投稿してみたものの
一行に連絡がない……
ありますよね。
そういうこと。
私も過去にありました。
この件に関しては、内容の重複が増えてしまうため
音楽性が合わないの項にまとめて書かせていただきます。
バンドメンバーと合わない(性格的に)or下手(ヘタクソ)
合わないにも種類があるかと思います。
・音楽の方向性は合っているけど性格が合わない(性格が悪い)。
・いい奴なんだけど、下手すぎる。
・そもそも音楽性が合わない
・てゆーか全然集まらないんだけど?
まず、この中でどの悩みをかかえているのかによりますが
私が詳しい状況を聞く前に即答できるのは
「音楽の方向性は合っているけど性格が合わない」です。
悪いことは言いません。
今すぐ、LINEを開いて、「クビ」をお知らせしてください。
我慢は限界があります。
いつか、不満が爆発し、どうせダメになります。
だったら、いらないものは早期に排除するのが
結果、少ないダメージで済みます。
人間の性格は、変わるようで根底はそう簡単には変わりません。
過去に、こんな記事を書きました。
これも参考にしてみてください。
どうしようもないメンバーとの活動は
「やっている感」を満たすためだけの自己満足にすぎません。
いらないメンバーは、いらないです!
時間のムダです。
続いて、下手について
これは、、、そのメンバーの下手具合や種類によりますし
そもそもテクニックが必要なジャンルなのか?
にもよります。
例えば、ジャンルがポップロックで
そのバンドの楽曲の雰囲気や歌メロの流れ等から
基本的にベーシストは、ルート弾きをしていれば
成り立つバンドだったとします。
リズム感が悪すぎて8ビートのルート弾きさえままならないなら
心を鬼にして
地獄の特訓をさせる or クビ
です。
さっきも言いましたが、時間は有限です。
大切に使いましょう。
私が過去にバンドで成功したのは
まわりの人より少しだけ
「時間のムダに対して神経質だったから」だと思っています。
時間のムダは全てのムダに繋がります。
話は戻って
その下手なメンバーの下手具合が……
ルート弾きならそこそこ聞けるレベルを弾けるが
本人がバキバキのスラップにハマっていて
無理やり歌もののサビに突っ込もうとしている……できないくせにw
これは、言って聞かせましょう。
聞かないようなら、性格に問題ありです。
結果クビにしましょう。
メンバーが決まらない期間が長いと
せっかく見つかったメンバーだから、もったいないから
もう少し我慢してみようと思いがちですが
それは、長い目で見るとムダ以外のなにものでもないです。
フュージョンやプログレのように
そもそもテクニックが必須のジャンルに下手なメンバーが
来てしまった場合も、同じくあっさりクビで行きましょう。
バンドメンバーと音楽性が合わない
これは、どの程度の合わないなのかと、メインコンポーザーにもよります。
例えばあなたが
バンプオブチキン最高!バンプオブチキンみたいなバンドやろう!
俺がほぼ全ての作詞作曲するぜ!
と言ってメンバー募集をしました。
そこに集まったのが
「アジカン推し」「ヒゲダン推し」「バックナンバー推し」
お?大丈夫か?これ……ってなりますよねw
でも、この程度なら、うまくやっていけると思います。
責任はもちませんけどねw
根っこの部分で通じ合えるものを感じます。
でも、、、
同じ条件で募集したのに
「シド推し」「SLIPKNOT推し」「AKB48推し」
が集まったら
これは雲行き怪しいですよね?w
なおかつ、あなたがメインコンポーザーだったはずが
みんな曲を作りたいと言い出した場合……
もう、めちゃくちゃになる想像しかできないですよね。
私も過去にメンバー募集していて
なんで、こんな奴が来たんだ?って事例が
いくつもありました。
それって、結局誰のせい?って
まあ、お互いのせいなんですが、主に投稿者です。
よく読まずに応募してきた人もなかなかですけどね。
次の項では
自分好みの良質なメンバーと出会えるための
投稿のしかたを書きます。
合うバンドメンバーと出会うための投稿文
先ほども書きましたが
合わないメンバーとの活動は、その時我慢できても
結果、長い目で見れば時間のムダでしかありません。
なかなかメンバーが決まらなくて焦っていた時に
せっかく見つかったメンバーだから、もったいないから
クビにできない
という思考は今すぐに捨てるべきです。
時間のムダをなくして、良質な……というか
自分好みのメンバーを見つけるための投稿文に必要なのは
①かっこつけない
②詳細を書く
③音源を公開(ある場合)
④ある程度、妥協すべき点もある
1個づつ説明します。
①かっこつけない
私が過去に1番感じたのが
かっこつけすぎている人が多すぎる件ですw
「まだ、この世に存在しない、新たな音を作る・・・いや
創造するべく 活動開始」
こんな抽象的な募集、たしかに、かっこいいかもですが
全然、ぼんやりしててわからないです。
しかも、こういう発言の人に限って
どこかのバンドの捨て曲だけをくっつけた程度の
オリジナリティとクオリティしかないことが多いです。
オリジナリティを主張したい気持ちはわかりますので
書くな!とはいいません。
でも、音楽的に好きなサンプルの詳細を書かないと
どんなのをやるのか伝わりません。
で、、、好きなバンドを書くわけですが
それを書いた時点で気づくはずです。
「この世にない音楽」って書いといて
好きなバンド書いてんの、矛盾してない?ってw
ここで、どちらを消すかを選ぶのは本人の自由ですが
個人的には、好きな音楽性を書く方をおすすめします。
例えば、好きなバンド名を出さなくても
自分の音楽の世界観を詳細に誰にでもわかるように説明できる
文章力があるなら、書かなくていいかもですが
それを考える時間も、もったいないので
バンド名を5個くらい書いて、そんな感じがやりたい
の方が、確実にメンバーは集まります。
ただ、注意があって、あまりに書きすぎてしまうと
ジャンルが定まらないため、集まりにくくなります。
これは余談ですが、、、個人的に、一番NGなんだな……と感じたのは
ロキノン系の中でも、特に硬派で
ポップなギターロック寄りではなく
ガレージパンク寄りのバンドの募集記事内に
V系バンドの名前があると、確実に集まらないと思います。
②詳細を書く
バンドメンバーはもしかしたら生涯を共にするかもしれない
会社でいえば同僚です。
例えば、バイト探すときに
勤務地や、給料、条件をしっかり見るように
メン募を見る相手の気持ちになって
詳細を書く事をおすすめします。
練習場所
活動ペースや曜日
ホームにしたいと考えるライブハウス
プロ志向か趣味か
腕と性格どちらを重視か
既存メンバーのレベルは?
などなど……
とにかく、どんな活動をするのかが完全にわかるような説明が
必須だと思いました。
私は、こうやって書くようになってから、
あっさり(すごい時は投稿10分後にレス有)決まるようになりました。
私が当時書いた、必殺の一文を書きます。
「恥ずかしくても、何にすがりついてでも売れたいです。
同じ思想の人募集です!」
↑これ、意外と共感してメンバー集まりますが、なぜか平均年齢はあがりますw
③音源を公開(ある場合)
これは、てっとり早いですね。
3曲くらいYouTubeやサウンドクラウドにあげといて、こんな感じよって聴かせられますから。
これは、昔から似たような文化がありました。
CDRを送るとか、データを送るとか
多分、私より先輩方だと
テープを送るとか、MDを送るとかだったんでしょうね。
録音状態などの完成度も、そりゃあ、低いよりは高い方がいいですが
いかに自分(たち)の曲が秀逸かを手っ取り早く伝えられます。
④ある程度、妥協すべき点もある
自分の思う理想の音楽をバンドでやりたい場合
妥協してはいけない点と、妥協してもいい点があります。
例えば、譲るべきではないのはパートやジャンルです。
自分はギターもドラムもできるけど
ドラムみつからないからドラムばっかやってる……
本当はギターがやりたいのに……
賛否あるであろう発言をしますが、ギターをやりたいのになと思っている
ドラマーは、ドラマーではないですw
なぜなら、そのパートと心中する覚悟がたりないからです。
同時にやりたいジャンルが確定しているのであれば
絶対に譲るべきではないです。
※売れるためなら妥協も必要な場面もありますが、それは別の機会にw
じゃあ、何が譲ってもいいの?なんですけど
これも、個人的に体験した話をベースに書きます。
私は若い頃、どうしても、結成したかったんです。
なので、メンバーを募る投稿しかしませんでした。
でも、25を過ぎたあたりから、結構「加入」の道も選びました。
自分で作曲する人にありがちなのが
加入は嫌だ!結成しかしない!俺以外の曲はクソ!!!!
これは、自分が強すぎて成功しないので
ソロでやってくださいw
バンドはメンバーと築き上げていくものなので。
それと、世の中には掛け持ちをしたがる人もいます。
私も掛け持ち派でした。
よく、掛け持ち禁止を目にしますが、それは本人の自由です。
嫁でも、旦那でも、恋人でもないので束縛はやめましょうw
以上4項目を意識すると
良質なメンバー確保ができる可能性があがります。
もちろん、②の詳細を書きすぎた結果
なかなか決まらない時もあるでしょう。
でも、一度決まれば、多分長い付き合いのメンバーになります。
結婚と離婚では、離婚の方が疲れる…と言われるように
メンバーとの別れは、メンバーがなかなか決まらない時より辛いです。
しかも、その直後から、また決まらない期間が来ます。
これは、本当に時間のムダです。
過去にバンドは独裁者が恐怖で支配するのが一番の成功への道
という、とんでも発言をした知り合いがいました。
私に言わせれば、それはバックバンドですw
他の国ではわかりませんが
日本では、そんな感じのバンドって、
そんなに多くは成功してないと思います。
私が実際に行ったその他のメン募方法
私が実際に行ったその他のメン募方法をいくつか書きます。
ただし、難易度が無理ゲーに近いものが多いので
ここしか読んでない人は、サイト募集の項に戻りましょうw
まずはヘッドハンティングです。
これは、結構昔から有名バンドさんも使っている常套手段です。
ライブハウスでライブを見て、話して繋がりを作り
のちに引き抜く方法です。
これは、正直難易度が高いです。
なぜなら、その人が在籍しているバンドより
自分の方が、立場が上(客が多いとか)もしくは
音楽的に相当魅力的など
なにかしらのメリットがないと成立しない場合が多いからです。
脱退や解散のタイミングで声をかけるのも
結局、それを狙っていた人が群がるので、難易度は変わりません。
実力と運(タイミングなど)が必須です。
私は過去に2人ほどヘッドハンティングしましたが
いずれも、格下だから成り立ったものです。
続いて、ライブ会場で探す方法
ただし、これは、迷惑行為になる場合もあるので注意です。
好きなバンドが来日してライブをするので見に行くと
なぜかいるんです。
楽器や、スティックを持ってきている奴がwww
これは、本人の目的は謎ですが
多分、アピールしているので、誘うと話は聞いてくれますし
なにより、そのバンドのライブ会場付近なので
そのバンドが好き = 音楽性合うはずです。
私もめっちゃ若い頃に、某メタルバンドが来日した際に
ドラムのスティックを収納する袋を持って歩いている人がいて
ダメもとで声をかけた結果
その3か月後、同じステージに立っていましたw
最後にかなり特殊な例を書きます。
私が10年以上前に実際に行って、見事にメンバーを見つけた方法です。
ちなみに難易度は、今まで書いたどの方法よりも高いですw
当時私は、ベーシストで、相棒のドラマーと2人で新規立ち上げをしました。
ギタリストも決まっていない状況でしたが
ボカロを使って、2人でデモを完成させて
いざ残りのメンバーを探すことにしたんですが
女性ボーカルのバンドにしたかったんです。
しかも、そこそこ稼ぎたかったんです。
女性ボーカルバンドが売れるために必要なのは……と
2人で悩んだ結果
ボーカルの顔がかわいいことは必須!
という結論になり
恋愛目的ではなく、メンバー目的で2人でナンパに出かけましたw
2人の女性の好みに若干の差異があるため
2人ともかわいいと思える子ならいけるだろう!という結論でした。
結果
全4日程(下北沢×2回、原宿、学芸大学)
合計ナンパ時間23時間
で、見つけましたw
が、そのバンド最終的に、全く売れませんでしたw
ちなみに何て声をかけたのか知りたい人は
ここには、ちょっと問題ありなので書かないのでw
contactから、個別に教えますのでご連絡くださいw
そんな感じで今回は
バンドのメンバーの集め方について書いてみました。
今後新しいサービスがはじまったら調査して
また記事を書いてみたいと思います。
以上です。
またお会いしましょう。
ノウラ君でした。
過去の15年以上で、全く売れないバンド・お客さんはそこそこいたけどバイトはやめれなかったバンド・そのバンドだけで生活できたバンドなどなどにベースとコーラスで参加経験してきて、現在はサラリーマンをしながら、時々曲作りしたり、作曲やデスボイス(グロウル)を教えたりしています。 音楽のいろいろな事をいろいろな角度から伝えていこうと思います。
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