ひねくれ作詞のすすめ
どうも
ノウラ君です。
作詞は作曲よりお手軽にはじめられるし
すすめられます。
が、、、しかし、スランプへの陥り方がエグいです。
もちろん、個人差があるので
「私は作詞の方がスランプないわっ」とか
「僕は作曲の方が煮詰まっちゃうけどな」って意見も
あるでしょう。
オイラは、断然、作詞の方が行き詰ります。
作曲のスランプなんて長くてもせいぜい4日
4日っていうか、4営業日みたいな意味で
4作曲日って感じ?w
しかし、作詞の場合
一度スランプに陥ると
出口が予測不能です。
3営業日で回復する場合もあれば
7営業日かかることもあり
下手したら30営業日復活できないこともありました。
今回紹介する
ひねくれ作詞術は
そもそもの作詞方法としても
抜群な成果を出せる作詞の仕方ですが
スランプ脱出にも使えますよ
では、行くっす
要は妄想
ズバリと答えから書きましたが
最初から書くにせよ
スランプから脱出するにせよ
肝になるのは妄想かな?って思います。
例えば、オイラが今20歳だとして
自分の20年間の体験を元に作詞しても
おそらく、大抵の人は
そこまで波乱万丈が次々起こるはずもないので
5~6曲書けばネタ切れになります。
そうすると・・・
例えば、オイラが20歳だけど
18歳のときに、Nさんという女性と交際していて
ひどい失恋をしたとします。
そのNさんとの事をもう1曲くらい
作詞してみっか・・・
ってなります。
これ、内容にさほど変化がなく
下手するとかぶるワードまで出る感じですよね?w
なので実体験だけでは限界が来ます。
なので、自分でお話を作り出すという
妄想が必要になります。
オイラは結構、「妄想家」なので
お話はポンポン浮かんでくる方ですが
全くお話の思い浮かばない人もいることでしょう
でも、大丈夫!
世の中はお話で溢れています。
主人公を変える
例えば「ドラゴンボール」w
ドラゴンボールのストーリーを
歌詞にしちゃう作戦ですw
ただし、あくまで作詞は自己表現なので
ストーリーをなぞるだけじゃ
独創性がないですよね。
なので、主人公を変えて
そのキャラになりきって
別キャラ目線でその世界を描くのがおすすめです。
滅多に感情が描かれることのないキャラが
いいと思いますよ。
悟空、悟飯、悟天、ベジータ、ピッコロ、クリリン、
あと意外とミスターサタンw
この辺のキャラは感情が濃く描かれがちなので
避けましょうw
おすすめは
天津飯とか、牛魔王とか
一番のおすすめはランチですけどねw
ランチになりきり(脳内で)
ランチ目線でドラゴンボールの世界を見たら
どう見えるのかを想像すると
なかなか面白い歌詞になると思います。
ちなみにオイラの実体験だと
ウォーキングデッドにハマっている頃に
リックでも、ダリルでも、カールでも、キャロルでも
モーガンでも、ニーガンでも、グレンでも、マギーでもなく
マギーの妹のベス目線で作詞したことがあります。
いつかYouTubeにアップしますねw
テーマを変える
「ドラゴンボール作戦は私にはむいてないな
だって、私、ラブソングが書きたいんだから」
だったら、ランチとして誰かに恋すればいいんですよw
それで、本編の流れを壊さない程度に
脳内で展開させればいいです。
悟空が好きだけど、チチがいるから・・・
とか、なかなか楽しいお話が書けそうですw
自分の実体験じゃないと
感情移入できないし!
って人もいるかもですね。
なので、次の項で実体験改造計画の作詞方法を書きます。
思考と実行を別の人にする
思考と実行を別の人にする
は、私がとてもよく使うひねくれた作詞方法で
主に、
安易に聴き手に本来の意味を読み解かれたくない場合
に多用します。
ただ、登場する人数がが増えるので制限がゆるくなり
スランプ脱出にも効果的と考えます。
要は、歌詞に登場する主人公が1人ではないということです。
オイラが良く使う手法としては
「Aさん」「Bさん」が
ともに主人公として登場するものの
感情や思想、思考の部分の歌詞はAさんが主人公だけど
実際に動くのはBさん
という流れです。
これを、聴き手に別の人と
わからせずに同一人物として描くことで
歌詞の難解度があがります。
別に、難解度をあげるつもりがない場合でも
主に伝えたい部分は、AさんとBさんの行動を
統一すればいいだけです。
ちょっと説明が難しいですねw
例を出すと
過去に、オイラがYouTubeにアップした
【醜い亡者と作った「宇宙」の中の「祈願」】
という非常に長いタイトルの曲があります。
まあ、詳細は別記事で確認してみてください。
この曲には
Aさんという女性
B君という男性が登場し
オイラの知り合いのAさんの実体験が元になった
ラブソングです。
歌詞、全文載せます
白文字 → どちらでもない
赤文字 → Aさんの思考/Aさんの行動
青文字 → B君の思考/Bさんの行動
この部屋を飛び出そう思うまま自由に
アートごっこのガラクタで武装すれば無敵だし
誰より無知な私の「祈り」褒めてもらえないの?
過去にさえ負け続ける
輝く太陽は遠くて全てが及ばない
トラウマは響く「永遠」
主演は無理ね
愛だけで永久に残りたい「記憶」に
でもリアルは憎しみで忘れはしない存在
嘘までついた私の思惑
見事に玉砕ね
信じても神は逃げる
増やした目線でも醜い(見にくい)
涙も流れない
惨めでも這いつくばるよ
無駄だとしても
井の中の蛙 育てたプライド見事な曇り空
太陽は見てみぬフリ
俯き、鬱向いてなくした
唯一の逃げ道も指さして笑っているよ
必死な最終章……理由は便利なディスペンサー
欲しいのは装備品だけ
愛なき「鍵」捨てて
この歌詞の登場人物は
Aさん、B君の2名だけですが
主人公は、どちらか一方ではなく両方で書かれています。
普通はラブソング系でこの手法は
使用しないかと思いますw
オイラが使う理由はただ1つ
オイラがラブソングの作詞をするのが嫌いだからですw
AさんかB君だけを主人公にすると
「なんか、救いようのない不幸な恋をした女の歌」か
「ヒモ男が好きでもない女とお金目的で一緒に暮らす、倫理的にアレな歌w」
になっちゃいますのでw
ただ、主人公を増やすことにより
行動の選択肢が倍になる
感情が倍になる
使えるワードが爆増する
というわけで、スランプ脱出にはもってこいな作用があります。
過去の15年以上で、全く売れないバンド・お客さんはそこそこいたけどバイトはやめれなかったバンド・そのバンドだけで生活できたバンドなどなどにベースとコーラスで参加経験してきて、現在はサラリーマンをしながら、時々曲作りしたり、作曲やデスボイス(グロウル)を教えたりしています。 音楽のいろいろな事をいろいろな角度から伝えていこうと思います。
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