Lamb of Godの最新作「Lamb of God」聴いてみました

こんにちは。
ノウラ君です。

Lamb of Godが久しぶりにアルバムをリリースしたというので
早速聴いてみました。

Lamb of Godとは

Lamb of Godは1994年にアメリカのバージニア州リッチモンドで結成された、
メタルコアバンドです。

現在までに、
Burn the Priest(1999)
New American Gospel(2000)
As the Palaces Burn(2003)
Ashes of the Wake(2004)
Sacrament(2006)
Wrath(2009)
Resolution(2012)
VII: Sturm und Drang(2015)
Lamb of God(2020)
と10枚のアルバムをリリースしています。

一般的には
「As the Palaces Burn」と「Sacrament」が名盤として名高いですが
どの作品もクオリティが高く、最高にかっこいいです。

今作「Lamb of God」は
オリジナリティに溢れたフィルや変態っぽいリズムでかなりの人気だった、
ドラマーのクリス・アドラー脱退後の初のアルバムということになります。

最新作「Lamb of God」

Lamb of God/Lamb of God

①Memento Mori
②Checkmate
③Gears
④Reality Bath
⑤New Colossal Hate
⑥Resurrection Man
⑦Poison Dream
⑧Routes
⑨Bloodshot Eyes
⑩On the Hook

それでは1曲ずつ感想を書きます。

ちなみに私のブログでは
一般的な音楽レビューとは若干違ったニュアンスや角度から
レビューを書く事が多いので
役に立たなかったらごめんなさいw

①Memento Mori

先行シングルとしてリリースされていた曲です。

最初の1分30秒ほどは「おや?」と
ちょっといつもと様子が違う感を感じさせますが
その後安定のかっこよさです。

でも、ぶっちゃけ最初の雰囲気も全然きらいじゃないですけどね。
かっこいい曲です。

②Checkmate

「Memento Mori」同様に、先行シングルとして
2020年2月にリリースされていた曲です。

マーク・モートンのギター、ランディ・ブライのグロウルが
かなり暑苦しい、めっちゃかっこいいメタルコアチューンです。

特にブリッジ直前のグロウルはかなり好物です。

③Gears

スピード感がかなり気持ちのいいスラッシュメタルナンバー。
サビはまるで歌っているようなグロウルが印象的な1曲です。

④Reality Bath

私が今作で今のところですが1番気にいっている曲です。
あくまで今のところですけどね。
何度も聴いてみないと何とも言えませんが。

ザクザクしたギターの音がなんとも快感です。

効果的に使われているピッキングハーモニクスもかっこいいです。

何より多彩な展開が好みです。

⑤New Colossal Hate

この曲も、先行シングルとして4月にリリースされていた曲です。

「カオス」そんな言葉が似合うような激しいナンバーです。

哀愁漂うギターフレーズが印象的ですが
この曲のグロウルも相当好みです。
ご飯4杯はいけるグロウルです。

⑥Resurrection Man

アルバム後半となる第2幕のオープニングのような
妖しい雰囲気の漂うSEから爆発するように展開する
かなりヘヴィな曲。

心地よくさえ感じる不協和音ギターが鳴り響き
ちょっとデスボイスをかなり聞いて勉強してきて
今では他人にグロウルを教えている僕なのに
「あれ?今のガテラル?」と勘違いしそうな
ゴボゴボしているグロウルにちょっと興奮しました。

ぶっちゃけ、あの部分・・・もしかしたらグロウルじゃないのかも。
自信が持てない(笑)

⑦Poison Dream

いかにもメタルなギターフレーズで
ガンガン引っ張っていく曲です。

序盤は個人的にはちょっとこのアルバムでは
影が薄く感じたのですが・・・

オペラのようにさえ聴こえるコーラスをバックに
凶悪なグロウルをぶちかますセクションや

途中のブリッジの、めっちゃモッシュ必至な
激重ゾーンが展開されるのが

とても美味しかったです。

⑧Routes

この曲も先行シングルとしてリリースされていた曲です。

体感速度は今作中最速だと思われます。

なかなかキレイなメロディも含んだり
往年のメタルを感じさせるような
哀愁漂うギターソロもあったり
速さだけじゃないインパクトのある曲です。

⑨Bloodshot Eyes

ファンに怒られるのを覚悟で
すごい失礼かつ、乱暴ないい方をしますが・・・

初めて聴いた時
「中期SLIPKNOTとUNEARTHをたしたような曲」
という、誠に無礼な感想が頭をよぎりましたが

曲が進むと、そうでもなかったです(笑)

⑩On the Hook

アルバムラストを飾るに相応しい
かっこいいナンバーです。

キックの音とフレーズが好みでした。

絶妙なタイミングでピッキングハーモニクスを組み合わせた
ギターフレーズが、めっちゃセンスを感じます。

まとめ

ということで
今回は、Lamb of Godが自身のバンド名を冠して
送り込んできた最新アルバム
「Lamb of God」を聴いた感想を書いてみました。

私の感想としては
やはり、タイトルからも自信を感じたので
自信作なのかな?という印象でしたが
自身の名に恥じない良作だと思いました。

「11th Hour」や「As the Palaces Burn」
「Ruin」あたりが好きな
Lamb of Godの熱心なファンの方からすれば
名作「As the Palaces Burn」には遠く及ばないかもしれませんし

クリス・アドラーの信者だった方にしたら
ドラムのフィル等の普通さに物足りなさを感じるかもしれません。

個人的には
10枚中4位に好きなアルバムです。
今のところですけどね。

以上です。
またお会いしましょう。
ノウラ君でした。

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