[ネガとポジ/Plastic Tree]ノウラ流おすすめ名盤レビュー

ハロー
ノウラ君です

今回のオイラ的に名盤だと思っておすすめする1枚は
Plastic Treeのネガとポジ
です。

[ネガとポジ]とは

[ネガとポジ]は
日本のヴィジュアル系バンド
Plastic Tree(プラスティックトゥリー)が
2007年にリリースした、メジャー8枚目のアルバムです。

①眠れる森
②不純物
③エレジー
④スピカ
⑤ザザ降り、ザザ鳴り。
⑥無人駅
⑦オレンジ
⑧Sabbath
⑨egg
⑩涙腺回路
⑪黒い傘
⑫アンドロメタモルフォーゼ
⑬真っ赤な糸

[ネガとポジ]review

※オイラなりの感想というか総評になっております。
 アーティストやジャンルに対する専門的知識や
 専門用語がわからなくても理解できるように
 書いているつもりです。
 ディープなファンの方には物足りないかもですが
 入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★

本人たちが言っていたかどうかは知らないですし
本人たちがどう思って作成した作品なのかも知りませんが(笑)

オイラが個人的に本作「ネガとポジ」を初めて聴いた際に
最初に思った感想は
「原点回帰だな・・・」
でした。

これは、路線がブレはじめていた
当時のPlastic Treeを考えると
古参ファンには非常に嬉しい出来事だったことでしょう。
しかも、過去作と比べても
音質や楽曲自体のクオリティもかなり向上しているので
Plastic Treeも成長したんだな~というのを
実感できる、ひさしぶりのアルバムだったと思います。

個人的に本作「ネガとポジ」収録曲の中の
「スピカ」はPlastic Treeの最高傑作だと思っている曲で
初めて聴いた日から14年もたっているにも関わらず
いまだに、最低でも月に2~3回は聴いています。
最強の名曲だと思っています。
しかし・・・アルバム自体は
今回、このレビューを書くにあたって
約10年ぶりに全曲通して聴きました。
なんか、さっきと書いてること違うって言われそうですが
全然「原点回帰」じゃないwww
でも、成長を感じるのは確かです。

初見の際に、原点回帰と感じたのは
今になって思うと
「新しいことをしたつもりが
 結局自分たち風にしか仕上げられなかった」
という、残念な結果から生まれているものと思いますw
しかし、それは、古参ファンにはかなりありがたい事で
いろいろな物を消化しきれずに
結局Plastic Tree節になってしまったので
結果オーライですw
あくまで、
「消化したうえで、自分たちなりに表現した」
ではなく
「消化できずに、自分たち風になっちゃった」
ですw
この差は大きいですからね。

全編通して
暗いというか、若干のメンヘラ感が漂う歌詞は
非常に昔ながらな感じで
海月さん(Plastic Treeの熱狂的なファンのこと)たちは
小躍りした作品じゃないかな?と思います。

アップテンポの曲や
ノリのいいミドルテンポの曲が多いので
楽曲面においては原点回帰ではないものの
メロディの雰囲気や動きは
完全に昔ながらのPlastic Treeで
ポップで、切なくて
歌詞と相まって
心臓がきゅっとする感じが漂います。

[ネガとポジ]おすすめ曲

②不純物
④スピカ
⑤ザザ降り、ザザ鳴り。
⑩涙腺回路
⑬真っ赤な糸

②不純物
ミドルテンポのポップロック。
完全にニルヴァーナのスメルズのパクリのイントロで
なおかつ、それをいわゆる「小室進行」と呼ばれる
J-POPの王道なコード進行でやってしまうあたり
かなりのダサさですが
メロディや歌詞の世界観は完全にPlastic Treeなので
ファンには受け入れやすい曲でしょう。
ニルヴァーナファンは聴かない事をお勧めしますw
多分、腹が立つのでw

④スピカ
非常にメロディの美しい名スローバラード。
オイラ個人としてはPlastic Tree最高傑作だと思っている曲で
なおかつ、V系バラードの最高傑作だとも思っています。
とにかく、この曲に関しては多くは書きませんが
全人類必聴の名バラードです。

⑤ザザ降り、ザザ鳴り。
ギターの音が微妙に面白い疾走系のポップロック。
メロディも歌詞も完全にPlastic Treeぽさに溢れています。
メロディのポップさはかなりのもので
非常に聴きやすい。
入門曲にもおすすめです。

⑩涙腺回路
疾走感溢れるポップロックチューン。
イントロこそロキノン系の雰囲気ですが
歌というかメロディが入ると
完全にPlastic Treeの曲になります。

⑬真っ赤な糸
スピカほどではないものの
美しいスローバラード。
歌詞もメロディもまさにPlastic Tree節。
ただ、ちょっと中途半端に感じる部分もあり
古参ファンに対して
「こういう曲がいいんでしょ?」と
なかば投げやりで手癖で作った感は否めないw

そんな感じで今回は
Plastic Treeの[ネガとポジ]を
オイラ流にreviewしてみました。
名盤ですので、今すぐとは言いませんので
死ぬまでに一度は聴いてみてくださいw

[他の作品のレビューはこちら]
レビューが増えたので見やすくまとめました。

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