[是空/ムック]ノウラ流おすすめ名盤レビュー

ハロー
ノウラ君です

今回のオイラ的に名盤だと思っておすすめする1枚は
ムックの
是空です。

[是空]とは

「是空」は
日本のヴィジュアル系バンド
「ムック」が
2003年にリリースした通算3枚目のアルバムです。

是空/ムック

①心奏
②茫然自失
③我、在ルベキ場所
④商業思想狂時代考偲曲(平成版)
⑤悲観主義者が笑う
⑥死して塊
⑦双心の声
⑧1979
⑨嘆き鳥と道化人
⑩この線と空
⑪9月3日の刻印
⑫蘭鋳

[是空]review

※オイラなりの感想というか総評になっております。
 アーティストやジャンルに対する専門的知識や
 専門用語がわからなくても理解できるように
 書いているつもりです。
 ディープなファンの方には物足りないかもですが
 入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★

前作にも増して重厚感がアップしたヘヴィな作品。
もちろん曲的にですが、歌詞も違う意味でなかなかヘヴィですw
相変わらず陰鬱な歌詞の世界観で引き込まれます。
なにかしらに不満を持って生きている方なら
すぐにハマりこめるような、
暗く、攻撃的で、なのにメンヘラ感のある歌詞が多いです。

ただし、前作ほどの、絶望的かつ圧倒的な闇ではなく
わずかではありますが、希望的な面も見られます。

曲の面においてはとにかくヘヴィで
ムック全作品の中でも、音の重厚感に関しては
ナンバー1かな?と思っています。
そのため、本来メタル畑のオイラ的には
相当な名盤で
ムックの中で最も聴いた作品かもしてません。

ギターの音色もフレーズもリフも
文句なしのヘヴィロック(曲によりニューメタル風)で
ベースの音色もKORNのフィールディを彷彿とさせる
バキバキの打楽器のような感じで
かなりメタル色強め。
しかし、歌謡曲やフォークのような昔の和風のテイストも
随所にちりばめられています。
その調和が非常に見事で
センスのないバンドがやったら、きっとめちゃくちゃに
なってしまいそうな、かけ離れた2つのジャンルを
見事に調和させております。

オイラがメタル寄りの人間のため
先ほどから、ヘヴィヘヴィと重さの記述が多いですが
実は非常にバラエティー豊かな作品で
とても心地よい起伏が作品内にあり
何度聴いても飽きない作品。
また、捨て曲らしい捨て曲がないため
サクっと聴けてしまいます。
捨て曲らしい捨て曲がないと書きましたが
人によっては
「双心の声」は聴きどころ不明かもw

[是空]おすすめ曲

捨て曲がない作品のため、基本的には全部おすすめですが
あえて絞るなら

②茫然自失
③我、在ルベキ場所
④商業思想狂時代考偲曲(平成版)
⑤悲観主義者が笑う
⑥死して塊
⑨嘆き鳥と道化人
⑫蘭鋳

特に、ファンからの人気も高く
ライブでの演奏率も高めの
「茫然自失」「蘭鋳」はおさえておきたい曲ですね。
しかも、この2曲はムック全曲の中でも
かなりメタル寄りで、相当かっこいいです。

茫然自失

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