[朽木の灯/ムック]ノウラ流おすすめ名盤レビュー

ハロー
ノウラ君です

今回のオイラ的に名盤だと思っておすすめする1枚は
ムックの
朽木の灯です。

[朽木の灯]とは

「朽木の灯」は
日本のヴィジュアル系バンド
「ムック」が
2004年にリリースした通算4枚目のアルバムです。

朽木の灯/ムック

①朽木の灯
②誰も居ない家
③遺書
④未完の絵画
⑤濁空
⑥幻燈讃歌
⑦暁闇
⑧2.07
⑨ガロ
⑩悲シミノ果テ
⑪路地裏 僕と君へ
⑫溺れる魚
⑬名も無き夢
⑭モノクロの景色
⑮朽木の塔

[朽木の灯]review

※オイラなりの感想というか総評になっております。
 アーティストやジャンルに対する専門的知識や
 専門用語がわからなくても理解できるように
 書いているつもりです。
 ディープなファンの方には物足りないかもですが
 入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★

もともとアルバムに捨て曲の少ないムックですが
これはすごい。ムック史上最も捨て曲のない作品。
まさに名作・名盤と呼ぶにふさわしい1枚。

メジャー2枚目のアルバムで、
メジャーに進んだことで、歌詞が軽くなるかと思いきや
前作「是空」にも増して陰鬱でテーマが重い
全体に漂うメンヘラ感wそして、狂気がすごい。
なにかしら不満を持って生きている人間にとっては手放せなくなる作品。

楽曲面でも前作&前々作の流れをくむヘヴィで重厚な音作りと
編曲で、非常に好感がもてます。
個人的には音の重さという面では
前作「是空」の方が上かなと感じますが
全体的な楽曲のクオリティは本作「朽木の灯」の方が上の印象。
重いテーマを重いサウンドで展開する世界観は必聴です。

海外でも通用しそうなほどなヘヴィな音色とフレーズのギター。
KORNのフィールディを彷彿させる、ベチベチした半打楽器のようなベースなど
ヘヴィロック感満載。
洋楽好きでも普通にサラっと聴けてしまうほど
日本にはあまり存在しない雰囲気。

前作までの歌謡曲というかフォークのような雰囲気に関しては
本作では減退しているものの
それを補って余りある重いサウンドの存在感。
それでいて、時折垣間見せる
切ないようなメロディラインなど
本当に文句のいいようのない、隙のない作品。

ただ、ギターソロが少なく、たまにあっても
フレーズが微妙だったり、演奏自体に「?」となる瞬間があり
こんなにリフの演奏はうまいのに?と
ちょっと不思議なシーンもある。

余談ですがw
オイラの周りのメタル仲間にはV系嫌いが多いのですが
ムック・・・特に本作「朽木の灯」に関しては
生粋のメタルマニアの人でも
「お~う!かっこいい!」と言ってましたw

[朽木の灯]おすすめ曲

先ほども書きましたが、ムック史上最も捨て曲のない
名曲揃いの作品のため、基本全曲おススメです。
が・・・
あえて絞るならば

②誰も居ない家
③遺書
⑤濁空
⑥幻燈讃歌
⑨ガロ
⑩悲シミノ果テ
⑪路地裏 僕と君へ
⑮朽木の塔

でしょうか
ただし、「朽木の塔」は人によっては
「最後の最後に捨て曲かい!」と感じかねない
誤解を生みやすい作風のため
改訂して・・・

②誰も居ない家
③遺書
⑤濁空
⑥幻燈讃歌
⑨ガロ
⑩悲シミノ果テ
⑪路地裏 僕と君へ

としておきます。

「誰も居ない家」「遺書」は人気曲でもありますし
「路地裏 僕と君へ」は先行シングルなので
オイラ的には本作「朽木の灯」の中では
「遺書」が一番好きです。

Isho

[他の作品のレビューはこちら]
レビューが増えたので見やすくまとめました。

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