[鵬翼/ムック]ノウラ流おすすめ名盤レビュー

ハロー
ノウラ君です

今回のオイラ的に名盤だと思っておすすめする1枚は
ムックの
鵬翼です。

[鵬翼]とは

「鵬翼」は
日本のヴィジュアル系バンド
「ムック」が
2005年にリリースした通算5枚目のアルバムです。

鵬翼/ムック

①輝く世界
②サル
③赤線
④最終列車
⑤1R
⑥昔子供だった人達へ
⑦鳶
⑧雨のオーケストラ
⑨こもれび
⑩蜘蛛
⑪モンスター
⑫優しい記憶
⑬ココロノナイマチ
⑭つばさ

①遮断
②最終列車~70’S ver.~

[鵬翼]review

※オイラなりの感想というか総評になっております。
 アーティストやジャンルに対する専門的知識や
 専門用語がわからなくても理解できるように
 書いているつもりです。
 ディープなファンの方には物足りないかもですが
 入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★

本作の直近3作品(葬ラ謳、是空、朽木の灯)
の流れに期待して聴くと肩透かしをくらう問題作ですw

陰鬱な歌詞と、重厚で暗いヘヴィロックで攻めまくっていた
ムックはもういませんwって感じの印象。
オイラの個人的な意見としては
ムックの全作品の中でも、最もポップで
重厚感がない作品。

ただ、だからといって駄作か?と言われると
それがそうでもないw
これはこれでいい
っていうか充分名作・名盤です。

オイラの周りのメタル仲間は、半数以上がV系嫌いな人なので
直近3作品(葬ラ謳、是空、朽木の灯)を認めていた人も
ちょっと本作は気に食わなかった様子です。
それでも、ベタなV系といった印象ではなく
やはり他のV系とは一線を画す仕上がりです。

歌詞は相変わらずメンヘラ感が漂い
決して明るいとは言えないですが
直近3作品(葬ラ謳、是空、朽木の灯)のような
陰鬱で絶望的な感じではなく
「うつむきながらも一応前はみている感じ」な
歌詞のため
直近3作品(葬ラ謳、是空、朽木の灯)のような
圧倒的な絶望感や
徹底した鬱感を求める方には
拒否反応を示されるかもしれないです。
ただ、その分、敷居は下がった感があり
ムックの入門盤としては、かなりおすすめ。

楽曲は
直近3作品(葬ラ謳、是空、朽木の灯)の
モダンなヘヴィの雰囲気は完全に息をひそめ
疾走するポップなロックが中心で
ムックにヘヴィのみを期待する方には
かなり厳しい1枚になってくると思います。

しかし、個人的にはメタル畑人間にも関わらず
非常にメロディが心地良い1枚で
ムックのアルバムの中でも、結構上位に好きです。
卓越したメロディセンスを感じさせる曲が多いです。
もはや、美しいと言っても過言ではないメロディラインで
シングルである「最終列車」に関しては
若干、「是空」収録の「商業思想狂時代考偲曲」に似てますがw
かなり記憶に残るメロディ。
他にも
「雨のオーケストラ」「こもれび」など
歌詞との相乗効果もあり
かなり涙腺に訴えてくるような
切ないメロディが展開されます。
オイラ個人的にはメロディに関しては
ダントツで「サル」という曲が好きでおすすめでもありますが
サビのメロディのキャッチーさと
インパクトはかなり絶大。
全体的にポップでキャッチーでメロディアスで
非常に聴きやすい作品のため
やはり入門編にぴったりかなと思います。

[鵬翼]おすすめ曲

輝く世界
サル
最終列車
雨のオーケストラ
こもれび
モンスター

遮断

どの曲もメロディがすばらしいです。
しつこいようですが、特に「サル」

遮断は正直、イントロ以外は
そこまで好きじゃないんですがw
このイントロは1回は聴いておいた方がいいですよって意味で
おすすめに入れておきました。

[他の作品のレビューはこちら]
レビューが増えたので見やすくまとめました。

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