ハロー
ノウラ君です
![](https://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2021/01/sasie21-02.png)
今回のオイラ的に名盤だと思っておすすめする1枚は
Plastic Treeの
cell.です。
[cell.]とは
[cell.]は
日本のヴィジュアル系バンド
Plastic Tree(プラスティックトゥリー)が
2004年にリリースした、メジャー6枚目のアルバムです。
![](https://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2021/04/210415placell.png)
①cell
②メランコリック
③春咲センチメンタ
④ダンスマカブラ
⑤怪物くん
⑥crackpot
⑦「雪蛍」
⑧comic youth
⑨針槐
⑩うわのそら
⑪夢の島
⑫シークレットトラック(曲名不明)
[cell.]review
※オイラなりの感想というか総評になっております。
アーティストやジャンルに対する専門的知識や
専門用語がわからなくても理解できるように
書いているつもりです。
ディープなファンの方には物足りないかもですが
入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★
![](https://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2021/04/f9b2ce623f65ebd631d845881336c91e.png)
最初に言っておきます。
Plastic Tree最高傑作です!
この記事を書いている2021年までの最高傑作です。
そして・・・
ご本人たちや、熱烈なファンには申し訳ないですが
今後もPlastic Treeの最高傑作は
本作「cell.」でしょう。
というのも、この作品以降
Plastic Treeは成長し、音楽性をどんどん変えて行っていますが
それは、向いていない事をやっているので
このcell.が彼らの最高峰であり
到達点であり、方向性をこの時期の作風に戻さない限り
この作品を越えると事はないことは明らかで
なおかつ、Plastic Treeはどんどん新しい方向へ
進み続けているため
もはや、この作品を越える作品を作ることは
不可能でしょう。
![](https://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2021/04/b94800ff76e2ca904a3beb8788490c13.png)
Plastic Treeの熱狂的なファンを海月(くらげ)と
呼んだりしますが
熱心な海月さんたちが
Plastic Treeの最高傑作に選びがちなのが
「Puppet Show」「Parade」
そして本作「cell.」です。
意見としては「Puppet Show」を選ぶ方が
多数のようですが
これには、思い切り同意できます。
そして、万が一「Parade」だったとしても
オイラは喜んで同意するでしょうw
でも、実際にオイラが心の中でPlastic Treeの最高傑作と
絶対的な自信を持っておすすめする作品は
本作「cell.」です。
![](https://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2021/04/734855290d8b312233a68750698a5696.png)
歌詞のメンヘラ感や、シンプルだけど刺さる曲など
一旦「シロクロニクル」で怪しかった方向性を
見事に修正してきた作品。
シンプルなアレンジで
なんの捻りもない楽曲が多いですが
それがPlastic Treeの良さだと思います。
シンプルな作風で物足りないかといえば
全然そんなことはなく
メンヘラ感というか、鬱感の漂う
素敵な歌詞に
シンプルさを補ってあまりある美しいメロディ
歌声はクセが強めなので好き嫌いは別れるでしょうが
とにかく、シンプルな楽曲がシンプルに良い。
しかし、ただただ8ビートのポップロックを聴かせるだけではなく
遊び心も忘れておらず
ほんのり重厚感のある「怪物くん」や
ダウナー感溢れるのに意外に重い「針槐」など
突然別バンドのようになる曲もあり
非常にメリハリがあり、バラエティーも豊か。
しかし、バラバラ感はなく実に統一性があり
芯がしっかり通っている。
終始一貫してプラ感がブレないという面では
Plastic Tree唯一無二の作品。
とにかく最初から最後まで
全ての歌詞と楽曲がいい意味でPlastic Tree以外の何物でもない。
つまり、ファンを裏切らない歌詞と曲が
つまっている作品。
![](https://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2021/04/510b538fb6ca82f16548b260ebab9fee.png)
演奏面に関しては昔に比べれば
かなり上達しているものの
特筆するようなテクニカルなものは特にない。
シンプルなアレンジなので気づきにくいだけかもですが
シンプルなものをシンプルに演奏するのって
実は結構難しかったりするんですよね。
[cell.]おすすめ曲
①cell
②メランコリック
③春咲センチメンタル
⑤怪物くん
⑦「雪蛍」
⑨針槐
⑪夢の島
①cell
ノイジーかつハードなアッパーチューン。
休符の使いどころがユニークで
「うっ」と変な感じになるが、クセになる。
②メランコリック
恐らく2021年現在まででPlastic Treeの
人気ナンバー1曲。
かなりポップな疾走チューンでかなりの名曲。
入門曲にかなりおすすめな1曲。
③春咲センチメンタル
美しい曲の多かった中期のPlastic Treeの曲の中でも
ずば抜けて美しい名バラード。
超絶名曲です。
美しさだけならPlastic Treeナンバー1でしょう。
情景の浮かぶような、透明感ある歌詞に
美しいメロディ。かなり泣けます。
個人的には本作ナンバー1曲。
⑤怪物くん
重厚感溢れるロックチューン。
ニューメタル等に比べれば軽いものの
面白い楽曲です。
オイラの周りのメタル仲間はV系嫌いが多いんですが(笑)
この曲を聴かせたら
「ヘヴィごっこ」と見事にディスられてましたww
普通にかっこいいですよ。
⑦「雪蛍」
本作はバラード系が実に秀逸です。
春咲センチメンタルほどではないですが
美しいバラードです。
⑨針槐
人によっては捨て曲に聴こえてしまうかもしれませんので
万人におすすめというわけではないですが
なんだかけだるい気分になれる名曲です。
⑪夢の島
アコギと歌が中心の非常にシンプルな構成ですが
個人的には本作の中では2番目に好きな
スローナンバー。
歌詞の「僕の特技はひとりぼっち居場所なんかなかった」って
なかなかのメンヘラですがw
タローさんが歌うとなぜかわざとらしくなくしっくりくるw
そんな感じで今回は
Plastic Treeの[cell.]を
オイラ流にreviewしてみました。
名盤ですので、今すぐとは言いませんので
死ぬまでに一度は聴いてみてくださいw
[他の作品のレビューはこちら]
レビューが増えたので見やすくまとめました。
![](http://korehamamagoto.com/wp-content/uploads/2020/04/BHBSHSG.png)
過去の15年以上で、全く売れないバンド・お客さんはそこそこいたけどバイトはやめれなかったバンド・そのバンドだけで生活できたバンドなどなどにベースとコーラスで参加経験してきて、現在はサラリーマンをしながら、時々曲作りしたり、作曲やデスボイス(グロウル)を教えたりしています。 音楽のいろいろな事をいろいろな角度から伝えていこうと思います。
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