[ウツセミ/Plastic Tree]ノウラ流レビュー

ハロー
ノウラ君ですよ

今回オイラなりのニュアンスでレビューする1枚は
Plastic Treeの
ウツセミです。

[ウツセミ]とは

[ウツセミ]は
日本のヴィジュアル系バンド
Plastic Tree(プラスティックトゥリー)が
2008年にリリースした、メジャー9枚目のアルバムです。

①〜規則的な四拍子〜
②うつせみ
③テトリス
④リプレイ
⑤メルト
⑥Dummy Box
⑦Q
⑧フィクション
⑨斜陽
⑩GEKKO OVERHEAD
⑪バルーン
⑫〜晴天、喚声、回転木馬の前〜
⑬アローンアゲイン、ワンダフルワールド
⑭記憶行き

[ウツセミ]review

※オイラなりの感想というか総評になっております。
 アーティストやジャンルに対する専門的知識や
 専門用語がわからなくても理解できるように
 書いているつもりです。
 ディープなファンの方には物足りないかもですが
 入門の方や初心者の方にはわかりやすいはずです★

普段うるさい音楽が好きなオイラですが
珍しく静かで切ない曲を求めたバンドが
Plastic Treeです。
そして、普段メタルや洋楽ロック中心なのに
珍しくV系でどハマりしたバンドが
Plastic Treeです。

初めて本作「ウツセミ」を聴いた時の感想は正直がっかりで
期待を全部裏切られた気分でした。
あれから13年・・・
この記事を書くために
13年ぶりに全曲通して聴きました。
相変わらずの残念な作品でした。

まずは歌詞・・・
昔のPlastic Tree特有の
なんか切ないメンヘラ感みたいな歌詞は
激減していて、よくわからない内容の歌詞が多いです。
抽象的にすれば文学っぽいかしら?
とでも言いたいような意味不明の歌詞が多いです。
意味の分かりやすい歌詞もありますが
その場合大抵、内容がめちゃくちゃ薄っぺらいです。

楽曲に関して・・・
ロキノン系に毒されている時期です。
オイラ、ロキノン系は嫌いじゃないというか
むしろ好物ですが、それをPlastic Treeには求めてませんし
案の定、パクリ損ねたロキノンもどきが多めです。

が・・・
いつもの雰囲気の曲というか
アレンジはいろいろ試行錯誤したものの
メロディがいつも通りって雰囲気の曲は悪くないです。

それなりの売り上げを記録した作品らしいですが
正直、そこまで良いとは感じない作品で
名作や名盤とは到底呼べない作品。
ただし、名曲は収録されているので
名曲だけは聴いてみるのもありかもしれないですね。

[ウツセミ]おすすめ曲

⑤メルト
⑪バルーン
⑬アローンアゲイン、ワンダフルワールド
⑭記憶行き

⑤メルト
またヘヴィロックごっこをはじめたのかな?と
不安たっぷりで聴いてみると
意外とメロディを大切にしたポップロックチューン。
なかなかメロディアスでいい曲です。

⑪バルーン
哀愁の中に切なさの漂うスローナンバー。
歌詞は薄っぺらいですがメロディが非常に秀逸で
きゅんとできる名曲。

⑬アローンアゲイン、ワンダフルワールド
ミディアムテンポのポップロックチューン。
奇をてらったアレンジではあるものの
メロディが綺麗で歌詞も切なさに溢れた名曲。

⑭記憶行き
オイラ個人的には本作「ウツセミ」の中では
完全に圧倒的に1番好きな曲。
ピアノを前面に押し出したスローバラード。
等身大で妙なリアルさで情景が浮かぶような歌詞も秀逸だけど
なんといっても切ないメロディが素晴らしいです。

そんな感じで今回は
Plastic Treeの[ウツセミ]を
オイラ流にreviewしてみました。
個人的には名盤とは言い難いですが(笑)
クソ盤ではないので
機会があれば一度お試しください。

[他の作品のレビューはこちら]
レビューが増えたので見やすくまとめました。

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